シルクロードステークス~ステップレースから見る傾向
過去10年の連対馬から前走どのレースを使っていたか書き出してみます。
3着まで広げると選択の幅が多岐にわたってしまう為、1・2着に絞ります。
連対馬20頭の前走の内訳は、京阪杯6頭、淀短距離ステークス6頭、スプリンターズステークス4頭、阪神カップ2頭、その他オープンレースと準オープンレースからそれぞれ1頭ずつとなっております。
今年の出走馬で阪神カップからの出走馬はいないので、まずは京阪杯、淀短距離ステークス、スプリンターズステークス組を主要ステップとして考えていくのが馬券的中の近道ではないでしょうか。
まずは京阪杯組から。
連対馬6頭のうち4頭が勝ち2頭が2着と非常に優秀です。
京阪杯の成績は5着以内が5頭、勝ち馬との着差は最大でも0.5秒差。
7着に負けていた馬も勝ち馬から0.2秒差と僅差でした。そもそもこの馬セイウンコウセイなんですが、すでにシルクロードステークス2着の実績馬でした。
今年の該当馬は、12着から参戦のレッドアンシェル、13着のサヴォワールエメの2頭。どちらも勝ち馬から0.9秒差での敗戦です。
う~ん、これは素直に消しの方向です。
続いて、オープンレースの淀短距離ステークス。
連対馬はこちらも6頭。ただしこのステップでシルクロードステークスを勝ったのは1頭のみ、残る5頭は2着でした。
うち4頭は1着からの参戦。2着からは1頭。5着に負けていた馬も勝ち馬から0.3秒差。
オープンレースですしここで勝ち負けできない馬では厳しそうです。
今年の該当馬は、3着タイセイアベニール、7着レインボーフラッグ、9着ホープフルサイン、16着レジェーロの4頭です。
末脚が目立っていたタイセイアベニール以外は正直厳しいとみています。
最後にG1スプリンターズステークスからは3頭。
4着のメイケイエール、7着のビアンフェ、11着のジャンダルム。
2桁着順からの巻き返しもあるます。約4カ月振りのレースになるので前走着順よりも仕上がり具合をよく見ておきたいところです。
正直危険な人気馬に思える馬も混じっていますねぇ。
また1番人気が予想されるカレンモエも同じくレース間隔が開いているので状態をよくチェックしておきたいですね。
他にも別路線組でちょっと気になっている馬もいるのでよく検討してから予想を上げたいと思います。